★電話を受ける時-1★
電話を受ける際は、3コール(call.通話)以内に出るようにしましょう。
しかし、1コールも鳴り終わらないうちに、出てしまうことは避けましょう。
「暇な会社なのか」と思われてしまうかもしれません。
3コールを超えてしまった場合、最初に「お待たせいたしました」を付け加えましょう(附加、添加、補充)。
先に紹介した挨拶をし、用件に入りましょう。
もしあなた宛(あて.打給你的電話)の電話でない場合、取次ぐ必要があります。
その際に最も重要な「情報」は、先方(せんぽう.對方)の「名前」です。
これは電話を取った際に、しっかりメモするようにしましょう。
「●●商事の■■様ですね、いつもお世話になっております」とあえて相手の名前を復唱する(ふくしょう)出かたもオススメです。
もし最初の名乗りが聞き取れなかった場合、「失礼ですがもう一度お名前を頂戴してもよろしいでしょうか」とクッション(cushion.緩衝)語を挟んで質問しましょう。
★電話を受ける時-2★
話を受けた際、取次ぐはずの人がすぐに電話に出ることが出来ないケースは、多々(たた.很多)あると思います。
ケース別に対応例を挙げます。
・他の電話に出ている時
「あいにくとただいま他の電話に出ております。終わり次第、折り返しお電話差し上げましょうか」
・一時的に席を外している時
「あいにくとただいま席を外しております。すぐに戻りますので、戻り次第折り返しお電話差し上げましょうか」
・外出している時
「あいにくとただいま外出しております。●時には戻る予定でおりますので、戻り次第こちらからお電話さしあげましょうか」
・接客中(せっきゃくちゅう)の時
「あいにくとただいま来客中でございまして。お急ぎでしょうか」
・休みの時
「申し訳ございません。本日は休暇を頂いておりますが、どういたしましょうか」
電話を受けた際も基本、こちらから折り返すスタンスを取ります。
来客中の時は、急用であれば電話に出てもらいましょう。
休みの時は、相手にどうするのかを尋ねると良いでしょう。
★電話を受ける時-3★
電話の応対の際も基本的にはビジネス敬語を用います。
「自社(じしゃ)」と「他社(たしゃ)」の区別をはっきりとわけ、自社の人間には""役職名""(やくしょく)などは付けないようにします。
相手の声があまりよく聴こえない場合は、「申し訳ございません、お電話が少し遠いようですが」と言えば伝わります。
相手がフランク(frank.直率、坦率)に話しかけてきたとしても、こちらの姿勢は崩さないようにしてください。
電話は、かけてもらった時は「頂く」、こちらからかける場合は「差し上げる」等が望ましい(最理想的)ですね。
社内の部署間(ぶしょ.工作崗位)における電話では、そこまで意識しなくてもいいのですが、やはり上下の区別はしっかりと付けましょう。
挨拶は「お疲れ様です」になります。
なによりも「情報」をしっかりと伝える・受け取ることが大切です。
メモと電話はセットです。
そして、「復唱」するクセも身に付けましょう。
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